カテゴリー
ウェルネスツーリズム

四季折々の絶景が楽しめる「メタセコイア並木」

はじめに

マキノ高原メタセコイア並木は、四季折々の美しい景観が楽しめるため人気の観光スポットとなっている。

このメタセコイア並木は、1981年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、マキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりとされている。その後、地域の人々の手によって育まれ、延長約2.4kmにわたる並木道には約500本のメタセコイアが植えられて、現在のような雄大な姿となっている。

メタセコイア並木では、四季折々の絶景が楽しめるという。

    • 芽吹きの時期には、新緑が美しい
    • 爽やかな景色が広がる
    • 深緑の並木が涼しげな木陰を作る
    • 散策に最適な場所となる
    • 紅葉の季節には、並木がレンガ色や茶色に染まる
    • 一年の中で最も美しい景観が楽しめる
    • 雪が積もると、白銀の世界に立ち並ぶメタセコイアが幻想的な風景を作り出すという

このように、メタセコイア並木は四季折々の美しい景観が楽しめる場所であり、訪れる私たちを魅了する。是非、訪れてその絶景の魅力を実際に体験してみてほしい。


マキノ高原のメタセコイア並木

メタセコイアは、ヒノキ科メタセコイア属に属する落葉針葉樹である。落葉高木で、大きなものでは高さ50m、幹の直径は2.5m にもなるそうだ。そんなメタセコイアの並木道が奥琵琶湖の近くの高島市マキノ町にある。特に、紅葉の季節は多くの観光客で賑わうようだ。

どうして私たちがこのメタセコイア並木の地を訪れたかというとNHK BSで2023年3月18日から5月7日まで放送されたタイトルが『グレースの履歴』というドラマが関係している。

俳優の滝藤賢一さんが主人公の蓮見希久夫役を演じ、その妻(蓮見美奈子)役のヒロインを尾野真千子が演じたドラマで私も気に入って全8話を鑑賞した。そのドラマとメタセコイア並木がどのように繋がっているかというとドラマのあらすじとは全く関係がない。

実はヒロインの尾野真千子さんがホンダ社が1966年に発売した赤のスポーツカーであるS800(通称:エスハチ)の逆輸入車(左ハンドル)に乗って颯爽とメタセコイア並木道を走る姿がドラマのエンディングに毎回流れるのである。

この逆輸入車のS800には女優でありモナコ公国の王妃でもあった、グレース・ケリーのファーストネームから「グレース」と名付けており、ドラマタイトルの一部にもなっている。

そして「履歴」とはカーナビの履歴を指している。ドラマのあらすじは割愛するが、主人公が妻が事故で亡くなった後に残された妻の愛車グレース(S800)に乗り、カーナビ履歴に従って旅をする間に自分が気付かなかった妻の自分への深い愛情を知るというドラマであった。

私の妻はこのドラマのエンディングシーンをかなり気に入ったらしく、今回の旅でも最優先に行きたい場所に挙げていた。

基本的に出不精である私が旅のプランニングにリーダーシップを発揮するわけがなく、いつものようにドライバー兼ポーター役に徹するだけである。

もっとも「船頭多くして船山に上る」になってはいけないので、私たちの旅はこれでうまく回っているといえよう。

名 称メタセコイア並木
所在地滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
(カーナビ)マキノピックランド 0740-27-1811
駐車場あり(無料)
Linkメタセコイア並木 | びわ湖高島観光ガイド

あとがき

私たちがマキノ高原のメタセコイア並木を訪れたのは、春のある平日であったが、それでも多くの観光客で賑わっていた。人が写り込まないよう写真を撮るにも苦労した。

これが秋の紅葉の季節になれば、もっと多くの観光客で混雑することだろう。基本的に人混みが苦手な私は躊躇してしまう。とても残念である。私の妻は、基本的に私の嫌がることを無理強いしないので、そこは信頼している。


【関連記事】
戦国時代の名湯、秘境の湯「須賀谷温泉」
1200年の歴史と癒しの湯「雄琴温泉」
慈愛に満ちた観音様に会える向源寺・渡岸寺観音堂
琵琶湖に浮かぶ美しい鳥居がシンボルの「白鬚神社」
方除けの神社「日吉大社」
時を守る神社「近江神宮」
再興を重ね続ける不死鳥の「園城寺(三井寺)」
紫式部が源氏物語の着想を得た、花の寺「石山寺」
琵琶湖を一望する絶景の「蓬莱山・びわ湖バレイ」
長い歴史と自然が織りなす「能登川大水車」の風景
水庭と光が織りなす建築美の芸術空間「佐川美術館」
自然に学び、未来を創る「ラ コリーナ近江八幡」