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日本標準時子午線上にある「明石市立天文科学館」

はじめに

明石市立天文科学館は、1960年6月10日に開館した、日本で最初に竣工した天文科学館である。

明石市立天文科学館は、東経135度の日本標準時子午線上に位置しており、「時と宇宙」をテーマにした博物館である。

阪神・淡路大震災(1995年)で被害を受けたが、1998年3月15日に新装開館した。2010年には開館50周年を迎え、建物が国の有形文化財に登録された。そして、2020年には塔時計の大規模修繕工事が完了している。

この天文科学館は、プラネタリウムや天体観測室などが充実しており、長年にわたり多くの人々に親しまれている施設である。

目次
はじめに
明石市立天文科学館
あとがき

明石市立天文科学館

明石市立天文科学館には日本に現存する最古のプラネタリウムがある。カールツァイス・イエナ社製投影機が開館当時から稼働しており、自然に近い星空を再現しているという。

この日本最古のプラネタリウムは、約9,000個の恒星や太陽、月、惑星、天の川などを投影する。学芸員の肉声解説が特徴で、季節ごとの夜のプラネタリウムイベントも楽しめる。

13階と14階の展望室からは、明石海峡大橋や瀬戸内海を一望できる。360度の大パノラマが広がり、双眼鏡も設置されている。

3階の天文ギャラリーでは、明石のまちのジオラマや地球儀時計、太陽望遠鏡、ブラックホールを擬似体験できるブースなど、宇宙について深く学べる展示がたくさんある。

16階の天体観測室では、月に一度天体観測会が開催され、実際に星々を観察することができるという。

名 称明石市立天文科学館
所在地兵庫県明石市人丸町2-6
TEL078-919-5000
開館時間午前9時30分~午後5時
(入館できるのは午後4時30分まで)
休館日月曜日、第2火曜日、年末
月曜日または第2火曜日が国民の祝休日と
重なるときは開館し、その翌日が休館日
観覧料 700円
駐車場あり(有料)
Link明石市立天文科学館 (am12.jp)

あとがき

プラネタリウムの魅力は、何と言ってもその臨場感と教育的価値にある。プラネタリウムでは、都会ではなかなか見ることができない満天の星空を体験できる。約9,000個の恒星や天の川、惑星などがリアルに投影され、まるで秘境の山頂にいるかのような感覚を味わえる。

学芸員による肉声解説で、星座や天文現象について詳しく学ぶことができる。季節ごとの星空や特別な天文イベントについても解説があり、知識を深めることができる。

暗いドームの中で星空を眺めることは、リラックス効果や癒しの効果もある。日常の喧騒から離れて、静かな時間を過ごすことができる。入れ替えがなければ、ずっとその場で一日を過ごしたいほどである。プラネタリウムは、宇宙の神秘を感じながら学びと癒しを提供してくれる素晴らしい場所であると言えよう。