はじめに
愛媛県松山市に湧出する道後温泉は、 有馬温泉 (兵庫県)や 白浜温泉 (和歌山県)と共に日本三古湯の一つと呼ばれている。その歴史は約三千年ともいわれ、日本書紀など史実上の記録にも登場するという。
そんな道後温泉に泊まりながら愛媛県が誇る景勝地を巡る旅はシニア世代だけではなく他の世代の多くの人にとって魅力的だと思う。例えば、佐田岬、四国カルストや瓶ヶ森を旅して道後温泉の湯に浸かるのはスパツーリズムの観点からも最適のように思う。
<目次> はじめに 道後温泉 泉質・効能 温泉街 道後温泉本館 道後温泉別館・飛鳥乃湯泉 松山城 四国カルスト 双海の海岸 ふたみシーサイド公園 下灘駅 佐田岬 佐田岬メロディーライン 風車コース・せと風の丘パーク 佐田岬灯台 大洲 大洲城 臥龍山荘 瓶ヶ森 瓶ヶ森林道(UFOライン) 瓶ヶ森山頂 あとがき |
道後温泉
道後温泉は、愛媛県松山市に湧出する日本三古湯の一つである。その歴史は約三千年ともいわれ、日本書紀など史実上の記録にも登場するという。
道後温泉のシンボルである「道後温泉本館」は、国の重要文化財に指定され、夏目漱石の小説「坊つちゃん」にも登場する。
温泉街には明治から大正にかけて建造された重要文化財の建物が並び、タイムスリップしたかのような雰囲気が今も残っていて魅力的である。
道後温泉には18本の源泉があり、そこから汲み上げられる湯は温泉街の旅館で利用される。すべて源泉掛け流しである。
泉質・効能
泉質は刺激の少ないアルカリ性単純温泉で、きめ細やかな日本人の肌に優しいなめらかなお湯であるとされる。刺激が少なく、湯治や美容によいとされている。湯上りは肌がサラリとして爽快感がある。
アルカリ性単純温泉のpHは9.1と少し高めのような気もするが、無色透明で無臭のお湯は誰にでも浸りやすい。
なめらかで、適温に調整された源泉掛け流しの湯は、肌なじみがよく、私のようにゆっくりと浸かりたい者にとっては嬉しい温泉である。
主に自律神経不安定症、不眠症、うつ状態によいとされ、神経痛、関節痛、疲労、胃腸病、冷え性の改善にも期待できる。
ただし、発熱時など病気の活動期にあたる場合や、疾患による身体衰弱が著しい時の入浴は厳禁とされる。
温泉街
道後温泉には、隠れ家的な高級旅館、モダンな雰囲気の旅館、夏目漱石や正岡子規をはじめ明治の文豪が多く訪れたという歴史のある旅館など、いずれの旅館もが道後温泉の街並みに同化してノスタルジックな雰囲気を醸し出している。
瀬戸内海の旬の幸も豊富であり、おもてなしやグルメにこだわった旅館が集っているのも特徴的である。
温泉街には明治から大正にかけて建造された重要文化財の建物が並び、タイムスリップしたかのような雰囲気が今も残っていて魅力的である。
重要文化財を散策しながら間近に見ることができ、温泉街を散策するだけでも一つのテーマパークの中にいるような雰囲気を醸し出している。
こじんまりとした街並みを有する温泉街は、徒歩圏内に観光スポットや資料館、美術館などの施設が立地している。そのため観光客にとっては、観光がしやすくて有難い。
道後温泉本館
道後温泉本館は、明治27年改築の大屋根入母屋造り木造3階建ての堂々たる姿で、温泉街の中心に立っている。
勿論、道後温泉のシンボルであり、三層楼と呼ばれる歴史的にも価値の高い建築物は、古き良き時代の風情を今に残している。
泉質は、アルカリ性単純温泉で、きめ細やかな日本人の肌にピッタリの温泉として知られる。無色透明・無臭の気持ちの良いお湯である。
源泉温度は、20~55℃であるため、ぬるめとあつめの2つの源泉をブレンドすることで42度という絶妙な適温を実現していて、全国的にも珍しい無加温・無加水での源泉かけ流しが自慢となっている。
道後温泉本館のお湯に浸かり、湯上りに「坊っちゃん団子」をほおばるのが道後温泉の定番となっている。
名 称 | 道後温泉・道後温泉本館 |
所在地 | 愛媛県松山市道後湯之町5番6号 |
駐車場 | なし |
Link | 道後温泉本館 | 外湯紹介 | 【公式サイト】道後温泉 【公式サイト】道後温泉 |
道後温泉別館・飛鳥乃湯泉
道後温泉別館・飛鳥乃湯泉【あすかのゆ】は、道後温泉本館から徒歩2分の場所にある。飛鳥乃湯泉は、飛鳥時代をイメージした共同浴場である。それは道後温泉に聖徳太子も来浴したという伝説にちなんだものだという。
砥部焼【とべやき】の陶板壁画に囲まれた大浴場や、道後温泉本館にはない露天風呂まで備えている。休憩付きコースでは2階の大広間でお茶とお菓子も味わえる。
名 称 | 道後温泉別館・飛鳥乃湯泉 |
所在地 | 愛媛県松山市道後湯之町19番22号 |
駐車場 | なし |
Link | 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉| 外湯紹介 | 【公式】 |
松山城
松山城は、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭(現存12天守)の一つである。松山市の中心部である城山(勝山)の山頂(標高132m)に本丸があり、裾野に二之丸(史跡公園)と三之丸(堀之内公園)がある。四国最大の城郭で、城郭構造から広大な平山城である。壮大な石垣と城郭の景色は素晴らしい。21棟の国指定の重要文化財を有し、城郭建築としての見どころが満載の城である。
関ヶ原の戦いで活躍した加藤嘉明が初代藩主となり、慶長7年(1602年)から四半世紀もの長い歳月(日本築城史上、最長)をかけて築城したという。
加藤氏は、城の完成前に会津藩へ転封となり、蒲生氏を経て、1635年から明治維新までの235年間は、親藩大名であった松平家の居城となった。そのことを物語る「葵の御紋」が瓦などに見られるという。
安政元年(1854年)に再建落成した天守は、三重三階地下一階の層塔型天守という様式で、江戸時代最後の完全な城郭建築である。天守と小天守、隅櫓を渡櫓で結ぶ天守建造物群は、姫路城と同じく代表的な連立式天守を備えた城郭である。天守の最上階(標高161m)からは、360度の眺望がひらけ、松山平野や瀬戸内海を見渡すことができる。
また、防備のために構えられた櫓のなかで特に注目すべきは、本丸の北に位置する野原櫓である。野原櫓は日本で唯一現存する望楼型二重櫓で、天守の原型といわれている。
さらに全国的にも珍しい「登り石垣」と呼ばれる石垣がある。「登り石垣」は、ふもとの二之丸と山頂の天守を、山の斜面を登る2つの石垣で連結させたものである。南側にほぼ完璧なかたちで残っており、三之丸(堀之内公園)や県庁裏登城道で見ることができる。
「登り石垣」が残っているのは、松山城と彦根城だけらしい。彦根城のものよりも長く、全長は230m以上あるという。
また、高さ14mを超える屏風折りの石垣や扇のような曲線美を見せる石垣も現存する。
名 称 | 松山城 |
所在地 | 松山市大街道3丁目2-46 |
駐車場 | あり(有料) |
Link | 松山城 松山市公式ホームページ PCサイト |
四国カルスト
四国カルストは、愛媛県と高知県のほぼ県境に位置する。標高約1,400mの尾根沿いに、東西約25kmに渡ってカルスト台地が広がっている。
四国カルスト公園縦断線(県道383号)は、四国カルストの尾根上を走る道路で、四国脊梁山脈の標高約1000 mを尾根道を走り抜けることから「天空の道」とも称される。
しかも日本三大カルスト地形の一つである四国カルストの中心部を走り抜けることができるので景色もよい。人気のドライブルートになっているのは当然である。
四国カルストの風車(高知県高岡郡梼原町)は、地球環境問題への関心を持ってもらうことを目指して2機が設置されたという。
名 称 | 四国カルスト公園縦断線(県道383号) |
Link | 四国カルスト – 久万高原町【公式サイト】 四国カルストの風車:四国森林管理局【公式サイト】 |
地上に露出した白い石灰石が比較的狭い草原に密集して存在しているので秋吉台のカルストとは違った風景の写真を撮ることができる。言い換えれば、写真を撮るポイントが見つけ易い。あとは腕次第だと思うので個人の責任に帰する。研鑽するには最適の場所の一つだと思う。
天狗高原は、四国カルスト東端に位置し、四国カルストの中で最も標高が高い(1485m)天狗の森の麓に広がっており、ここからは四国山地(標高1,000m級の峰々)の壮大な眺めが楽しめる。
宿泊施設である「天狗荘」を起点に遊歩道が整備されており、秋にはススキの穂を観ながらのハイキングも楽しめる。
勿論、他の季節は違った表情を見せてくれるはずなので、次回は春か夏にしよう。
姫鶴平【めづるだいら】は、四国カルストの中央に位置する。牧草地が広がり、なだらかな丘陵地の展望台からは雄大な景色が一望できる。風力発電用風車が点在し、天狗高原とは違った風景を楽しめる。
春や夏に来たなら草原で牛たちに会えるかも知れない。姫鶴荘という宿泊施設もあり、晴れていれば星空観察もできるだろう。周囲には明かりがないので、きっと満天の星空を楽しめるはずだ。
四国カルストへは、車を利用すれば、松山道内子五十崎ICより国道197号、県道36号経由で約50分で行くことができる。
名 称 | 四国カルスト |
所在地 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷 |
駐車場 | あり(無料) |
Link | 四国カルスト【公式】ツーリズム四国 四国カルスト|久万高原町観光協会【公式サイト】 四国カルストドライブルート|愛媛県の公式観光サイト |
双海の海岸
ふたみシーサイド公園
ふたみシーサイド公園は、海に沈む夕陽が絶景であり、「日本の夕陽百選」にも選ばれている。
二日目にしてようやく夕陽の片鱗を見ることができたが、雲が多くて残念であった。いつかまたチャレンジしてみようと思う。
名 称 | ふたみシーサイド公園 |
所在地 | 愛媛県伊予市双海町高岸甲 |
Link | ふたみシーサイド公園・恋人岬【公式サイト】 |
下灘駅
松山駅(松山市)を経て、宇和海に沿って宇和島駅(宇和島市)に至る予讃線【よさんせん】(JR四国)が通る海沿いの駅の一つに下灘駅【しもなだえき】がある。
この駅のホームからは瀬戸内海(伊予灘)が一望でき、日中の青い海や、夕方には真っ赤に染まる姿は絶景であるという。
映画のロケ地やポスターの撮影場所としてもよく利用されているようで、駅員のいない無人の駅ではあるが知名度は高い。
確かに古びたベンチと屋根もどこかノスタルジックで、いわゆるSNS映えするスポットではあるようだ。
下灘駅へは、車を利用すれば、松山道伊予ICから国道378号経由でおよそ25分ほどで到着できる。
名 称 | 下灘駅 |
所在地 | 愛媛県伊予市双海町大久保 |
駐車場 | なし(駅前に停車)または しもなだ運動公園の駐車場を利用(駅まで徒歩15分) |
Link | 伊予市/JR下灘駅 |
佐田岬
愛媛県の地図を眺めると、九州に向かって細長く突き出た半島があるが、その先端が四国最西端の佐田岬【さだみさき】である。
佐田岬メロディーライン
佐田岬メロディーラインは、国道197号のうち、愛媛県八幡浜市から西宇和郡伊方町までの区間(約40km)の愛称である。佐田岬半島の尾根に沿って半島の付け根から先端まで伸びている。先端まで行けば、そこには白亜の佐田岬灯台がある。
「メロディー」の由来は、風と潮騒、野鳥のさえずり等の自然の音が聞こえる佐田岬半島のイメージから想起されたものである。
現在、一部の区間がメロディー道路工法の舗装路面になっている。メロディー道路とは、タイヤの走行ノイズ音によって車が曲を奏でるようにした道路のことである。
日本一細長いと評される佐田岬半島の中央線上の尾根伝いを貫く道路であり、頂上線とも呼ばれる。展望台が所々にあり、景色は素晴らしい。
その佐田岬メロディーラインから少し外れたルートに「風車コース」と言う道がある。風車コースはその名前の通り風車の中を通る道で、佐田岬メロディーラインよりも標高の高い位置から佐田岬を見下ろすことができる。
風車コース・せと風の丘パーク
風車コースの山道をしばらく走ると、山の尾根上に風車が立ち並ぶ「風車の道」に出る。この風車群は「せと風の丘パーク」と称して、風力発電事業を兼ねた展望公園として整備されている。広い駐車場も完備されている。
せと風の丘パーク(愛媛県西宇和郡伊方町川之浜)は、58基もの風車が回る佐田岬半島のほぼ中心に位置し、風車と海・半島を一望できる丘にある。佐田岬半島有数の展望スポットにもなっている。
風車【ふうしゃ】とは、羽根車に風を受けて回転し、風力から動力を得るための装置のことである。
風力発電などに使われる現代風の風車(風力原動機;wind turbine)の他に製粉用の風車(windmill)も動力を得るために従来から使用されてきた。日本語ではこれらすべてを「風車」と呼ぶことが多い。(引用:ウィキペディア)
旅先で風車(風力原動機)を目にする機会が以前よりも増えた。初めて風車を観たときには、その大きさに驚いたものだ。最近ではその風車の大きさよりも風車が何故その土地の、その場所に設置されているのかの方に関心が移っている。
名 称 | せと風の丘パーク |
所在地 | 愛媛県西宇和郡伊方町川之浜 |
Link | せと風の丘パーク|愛媛県の公式観光サイト せと風の丘パーク|伊方町【公式サイト】 |
佐田岬灯台
佐田岬灯台は、大正7年(1918年)に佐田岬半島の先端の岸壁に建設された白亜の灯台である。塔高は18 m、灯高は49 mであり、光達距離は19海里(約35km)に及ぶとされる。
四国の最西端に位置するため、晴れた日には豊予海峡を隔てて九州を遠望できるという。夕暮れになると海に沈む夕日を間近に眺めることもできる。
佐田岬灯台へは車を利用すれば松山道大洲北只ICより国道197号を経由して約1時間30分で行ける。灯台近くの駐車場からは徒歩20分ほどで到着できる。
名 称 | 佐田岬・佐田岬灯台 |
所在地 | 愛媛県西宇和郡伊方町正野 |
駐車場 | あり(無料) |
Link | 佐田岬灯台|愛媛県の公式観光サイト さだみさきナビ〜日本一細長い佐田岬半島の情報サイト |
大洲
大洲城
大洲城は、伊予と宇和島をつなぐ交通の要所に建っていたが、明治後に解体された。現在の天守は地元の建材を用いて復元されたものである。
大洲城の歴史は、鎌倉時代末期、伊予国守護宇都宮豊房の築いた地蔵ヶ岳城に始まると言われている。
その後、戦国時代を経て、近世初頭に大洲の地を治めた小早川隆景をはじめ、戸田勝隆、藤堂高虎、脇坂安治、加藤貞泰ら各大名たちの造営を経て近世城郭が整備されたようだ。
4層4階の天守は、明治期の古写真や天守雛形と呼ばれる江戸期の木組模型などの史料をもとに2004年に伝統工法を用いて、精巧に復元されたという。
大洲城へは、車を利用すれば、松山道大洲南ICよりおよそ5分ほどで到着する。
名 称 | 大洲城 |
所在地 | 愛媛県大洲市大洲903 |
駐車場 | 市民会館駐車場(有料) 観光駐車場(無料) |
Link | 大洲城公式ウェブサイト|愛媛県大洲市 |
臥龍山荘
臥龍山荘【がりゅうさんそう】は、「龍が棲む」との伝説が残る肱川の臥龍淵沿いに佇む、数寄屋造りの山荘である。
臥龍院【がりゅういん】、不老庵【ふろうあん】、知止庵【ちしあん】の3つの建物が建立されている。
特筆すべきは、天然の風景を借景に取り入れた庭園が素晴らしいことである。四季折々に美しい表情を見せてくれることが人気で訪問者も多いという。
臥龍山荘は、木蝋貿易で成功した河内寅次郎氏が中心になり、明治30年頃から10余年をかけて築造した別荘であるという。
臥龍山荘へは、車を利用すれば、松山道大洲南ICから約10分ほどで到着できる。
名 称 | 臥龍山荘 |
所在地 | 愛媛県大洲市大洲411-2 |
駐車場 | 観光第一駐車場(無料)を利用、 臥龍山荘まで徒歩10分 |
Link | 臥龍山荘|愛媛県大洲市 |
瓶ヶ森
瓶ヶ森【かめがもり】は、石鎚山の東に位置する標高1897mの山である。最高峰の女山【めやま】は愛媛県に位置し、標高1,300~1,700mの南斜面を「UFOライン」と呼ばれる高知県の町道が縫うように通っている。道路は舗装されているが、決して道幅が広いわけではないので対向車には気をつけなければならない。冬季にあたる11月末~4月上旬は閉鎖されている。
瓶ヶ森林道
(UFOライン)
瓶ヶ森林道【かめがもりりんどう】は、高知県いの町の町道(瓶ヶ森線)で、地元ではUFOライン(雄峰ライン) とも称されている。
石鎚スカイラインの東側に位置し、石鎚スカイラインの終点から旧寒風山トンネル高知県側出口までの瓶ヶ森沿いの尾根を走る舗装道(延長27km)である。
石鎚山近郊の標高1300~1700 mの尾根沿いを縫うように走る、絶景のドライブルートとして人気がある。
名 称 | 瓶ヶ森林道(UFOライン) |
Link | UFOライン(町道瓶ヶ森線) | いの町観光協会 |
瓶ヶ森山頂
瓶ヶ森山頂近くの駐車場にある登山口から笹原の続く稜線を通り、男山(標高1830m)から女山(最高峰1897m)の2つのピークを越え、氷見二千石原などを巡って駐車場に戻るコースが一般的で、比較的楽なハイキングコースである。
瓶ヶ森山頂近くには避難小屋やキャンプ場が整備されている。
瓶ヶ森へは車を利用すれば、松山道伊予西条ICより国道194号、高知県いの町道瓶ヶ森線UFOライン経由で約1時間30分ほどで到着できる。
名 称 | 瓶ヶ森 |
所在地 | 愛媛県西条市東之川 |
駐車場 | あり(無料) |
Link | #瓶ヶ森|愛媛県の公式観光サイト |
あとがき
道後温泉では、温泉街と松山市内観光でゆっくりと過ごしても十分に楽しめる。
しかしながら、車が利用できるのであれば、足を伸ばして愛媛県が誇る景勝地を訪ねるのも悪くない。むしろ道後温泉を拠点にして絶景を積極的に観に行くべきではないだろうか。愛媛県には一見の価値がある景勝地が多いのだからモッタイナイ。