カテゴリー
ウェルネスツーリズム スパツーリズム

ウェルネスツーリズム時代における旅行プランとは?

(2023年1月22日更新)

はじめに

最近、少しずつではあるがウェルネスツーリズムという用語を耳にするようになった。

ウェルネスツーリズム(Wellness Tourism)とは、Wellness(心と体の健康)と Tourism(旅)という単語が組み合わさった用語である。

Wellnessは本来、「心身ともに生き生きとしている状態」を指す。ウェルネス (wellness)という健康を意味する用語に(tourism)が組み合わさった用語であるから、ウェルネスツーリズムとは、心身の健康増進や精神的幸福を目的とした旅行形態のことである。Wellnessを実現させるためのTourism(旅)という理解で合っていると思う

実際、ウェルネスツーリズムとは、旅先でのスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、ヘルシー食、レクリエーション、交流などを通して、心と体の健康に気づく旅、地域の資源に触れ、新しい発見と自己開発ができる旅、原点回帰し、リフレッシュし、明日への活力を得る旅のことを指している。(引用:ウィキペディア)

したがって、ウェルネスツーリズムの対象には、温泉、スパ、旅館、ヘルシー食、ヨガ、自然体験、キャンプ、禅などが挙げられている。これらを対象とした今までにない旅行プランを考え、実際にウェルネスツーリズムを意識した旅行を楽しみたいと思う。


<目次>
  • はじめに
  • ウェルネスツーリズムとスパツーリズム
  • ヘルスツーリズムとの違い
  • 現代のウェルネスツーリズム
  • 日本におけるウェルネスツーリズム
  • ウェルネスツーリズムの対象にしたい国立/国定公園
    (2023年1月22日追記)
  • With/Afterコロナ時代はウェルネスツーリズム
  • ウェルネスツーリズム市場規模と関連業界
  • おわりに

ウェルネスツーリズムとスパツーリズム

ウェルネスツーリズムという用語と共にスパツーリズム【Spa Tourism】という用語も耳にする。

実は、ウェルネスツーリズムとスパツーリズムは同義語として扱われている。その理由は、現在世界中で行われているウェルネスツーリズムの約半数(47%)はスパツーリズムであるという統計があることからも容易に理解できる。厳密に言うと両者には差異があるが、実態は同じようなものだという理解で合っていると思う。

スパ(SPA)とは「心、身体、魂の再生を促進するための様々なプロフェッショナルサービスを通じてトータルな心身の調和に専念する施設」と定義されている。

スパツーリズムの起源のひとつには、紀元前、古代ローマの戦士達の傷や病気の治療に効果的な温泉入浴(スパ)、郊外に展開した公衆浴場への旅に遡ることができる。

中世に入ると温泉の医学的効果の検証が進み、18世紀頃には王侯貴族の高級保養地への滞在や都市形成のテーマとして発展を遂げてきた。

日本でも温泉湯治への旅は古くから知られており、清少納言の枕草子にも記載されているほどであり、貴族を中心に病気の治癒、療養に温泉湯治を用いていたことは明らかでである。

そして江戸時代に入ると神社仏閣への参詣、名所巡りと湯治をセットにした娯楽観光へ転化していき庶民へと広がっていったとされる。

このようにスパツーリズムの方が国内外で歴史が長いように思う。そして現代のスパツーリズムは、旅先でのスパ、ヨガやフィットネス、レクリエーションなどを通してリフレッシュし、より健康に、より美しく、より豊かな人生を送るために、明日への活力を養う旅へと発展してきたと言えるのだろう。


ヘルスツーリズムとの違い

ウェルネスツーリズムに似た用語にヘルスツーリズム【Health Tourism】というのがある。

ヘルスツーリズムとは、旅行という非日常的な楽しみの中で、旅行中のトラブルを回避したり、健康回復や健康増進を図るものを指している。そして旅をきっかけとして、旅行後も健康的な行動を持続することにより、豊かな日常生活を過ごせるようになることをいうらしい。分かったようで、よく分からないので、定義を調べてみると次のように定義されていた。

NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構では、ヘルスツーリズムを「健康・未病・病気の方、また老人・成人から子供まですべての人々に対し、科学的根拠に基づく健康増進(EBH:Evidence Based Health)を理念に、旅をきっかけに健康増進・維持・回復・疾病予防に寄与する」ものと定義している。

要は、これまでのヘルスツーリズムの中心は、医療事業者の企画であったため、基本的には旅の楽しさを目的としておらず、医療事業者の視点での旅行プランであるので、その旅の効果が参加者には見えにくいということかも知れない。なにせ健康診断や治療行為の方がメインであるから当然と言えば当然である(メディカルツーリズム)。旅はオマケのようなものである。

ヘルスツーリズムの目指しているところはウェルネスツーリズムと何ら違いがないように見えるが、その手段の主役が違っている。

ウェルネスツーリズムでは、健康促進や維持、長寿の実現を目的としているが、診断や治療を行うことは全くない。ここがヘルスツーリズムとの決定的な差であるといえよう。言わば、ウェルネスツーリズムは、ヘルスツーリズムの中の一部(予防)を担っているわけである。

ウェルネスツーリズムでは、治療ではなく、病気の予防に加えて、生きがいや生活の質を高めることなどにポイントが置かれている。

つまり、ウェルネスの構成要素は、休暇中のヘルスケア、運動、リラクゼーション、美容、食事療法などで、温泉やスパ、ヨガ、森林療法などが該当し、最先端高額診断装置や最先端高額医療機器による診断や治療は全く対象にはしていない。


現代のウェルネスツーリズム

現代のウェルネスツーリズムは、治療といった医療色の強いものから、健康増進、リラクゼーション法、食事(養生法)、運動、美容などで構成したものをウェルネスツーリズムと定義されるようになった(N. Wolfgangら、2004)。

現在、ウェルネスツーリズムを標榜して催行している旅行プランの多くは、食、運動、保養、温泉、スパ(SPA)、スポーツ、レクリエーションや文化的活動など多岐に及んでおり、心身の健康に良いと考えられるものは何でもOKのような状況である。

一方、琉球大学の荒川教授らは、日本のウェルネスツーリズムのモデルを提唱している。四季折々の情緒と豊かな自然、世界有数の温泉資源、海洋資源、和食に代表される日本食、精神風土、伝統文化、世界一長寿の統計事実と知恵といった固有の地域資源を「ウェルネス資源」として再構成して提供することで、心身のバランス調整を図り、新しい発見と自己開発、ふと立ち止まって自分を見つめ直す「原点回帰」となる旅を提唱しているという。(引用:ウィキペディア)

旅行すると、つい食べ過ぎたり飲みすぎたりして、日頃の生活リズムを崩してしまいがちである。そんな旅行をウェルネスツーリズムに変えるべき時代が到来したということである。

これからの旅行では、日頃よりも栄養バランスの良い朝食や、観光地でのウォーキングなどを通して、健康的な生活習慣を整え、日々の生活にウェルネスを取り入れるきっかけにしたい。

そういう目的の旅では、温泉や和食に恵まれている日本はウェルネスツーリズムに最も適した国の一つと言えるだろう。


日本におけるウェルネスツーリズム

世界有数の温泉資源を誇る日本は、身体的かつ精神的な効能も期待できる資源として、長い歴史を通して温泉を活用してきた。

温泉は、海外では“Hot Spring”、または“Spa”と表記されるが、日本の温泉は“ONSEN”と呼ばれ、日本固有のものである。

日本の温泉文化は、海外のスパとの差別化という観点でも、ウェルネスツーリズムの魅力的なコンテンツになる。

温泉医学研究においても、日本は世界をリードしているため、温泉は日本型ウェルネスツーリズムの中心になれると考えられる。

四季折々の風景や日本の伝統文化を紹介するだけではなく、ウェルネスツーリズムという旅行形態を知り、独自のサービスを開発していくことが今後の旅行・観光業界にも求められている。

観光庁では、これまで気づかれていない観光資源を活用していくことを近年の目標のひとつとしているが、その中にはウェルネスツーリズムも含まれているという。

高級スパなど保養のための施設が充実している欧米諸国では、行政による協力体制もあり、自然療法に親しみやすい環境が整えられつつあるという。

一方、日本国内ではウェルネスツーリズムの認知度が低い現状がまだ続いている。


(2023年1月22日追記)

ウェルネスツーリズムの対象にしたい国立/国定公園

温泉地に加えて、国立公園や国定公園もウェルネスツーリズムの対象にしたいと私は思っている。日本の国立公園や国定公園には素晴らしい大自然が残されており、そこに行くだけで転地効果が得られる。

日本における国立公園には「国を代表するに足りる傑出した自然の風景地で、自然公園法に基づいて環境大臣が指定し、国が直接管理する公園」といった定義がされている。現在、日本には全部で34ヵ所の国立公園がある。

一方、国定公園は「国立公園に準ずるものとして、環境庁長官が指定し、所在の都道府県が管理する公園」と定義されている。現在、日本には全部で58ヵ所の国定公園がある。

国立公園と国定公園は、どちらも自然公園法に基づいて環境大臣が指定するという点で違いはないが、その管理する主体が異なっているだけである。国立公園の場合は、国(環境省)が管理・保護しているのに対し、国定公園の場合は、国ではなく、各都道府県によって管理・保護されるようになっている。

一方、具体的な指定基準の違いはあいまいで、特に変化がないのに国定公園から国立公園に昇格・編入されることも珍しくない。

したがって、両者は共に日本国を代表するに足りる傑出した自然の風景地であることに変わりはない。

国立公園と国定公園を合わせれば、全国で92ヵ所の環境大臣指定の自然公園が存在している。自然保護と観光地化のバランスを考えることは当然、重要ではあるが、ウェルネスツーリズムの観点からは、非常に魅力的な対象であることに相違はないと思う。

下記の「全国の国立公園・国定公園一覧表」では北海道が突出している感があるが、他の都道府県にも自然公園が点在している。住居地の近場の国立公園や国定公園に出かけ、大自然に触れること自体がウェルネスツーリズムの概念に合致していると思う。

全国の国立公園・国定公園一覧表
名称公園都道府県  
阿寒摩周国立公園国立北海道
大雪山国立公園国立北海道
支笏洞爺国立公園国立北海道
知床国立公園国立北海道
利尻礼文サロベツ国立公園国立北海道
釧路湿原国立公園国立北海道
厚岸霧多布昆布森国定公園国定北海道
暑寒別天売焼尻国定公園国定北海道
網走国定公園国定北海道
ニセコ積丹小樽海岸国定公園国定北海道
日高山脈襟裳国定公園国定北海道
大沼国定公園国定北海道
下北半島国定公園国定青森
津軽国定公園国定青森
十和田八幡平国立公園国立青森・岩手・秋田
三陸復興国立公園国立青森・岩手・宮城
早池峰国定公園国定岩手
栗駒国定公園国定岩手・宮城・秋田・山形
蔵王国定公園国定宮城・山形
磐梯朝日国立公園国立山形・福島・新潟
男鹿国定公園国定秋田
鳥海国定公園国定秋田・山形
越後三山只見国定公園国定福島・新潟
水郷筑波国定公園国定茨城・千葉
尾瀬国立公園国立群馬・福島・新潟・栃木
上信越高原国立公園国立群馬・長野・新潟
妙義荒船佐久高原国定公園国定群馬・長野
日光国立公園国立栃木・群馬・福島
南房総国定公園国定千葉
秩父多摩甲斐国立公園国立埼玉・東京・山梨・長野
小笠原国立公園国立東京
明治の森高尾国定公園国定東京
丹沢大山国定公園国定神奈川
富士箱根伊豆国立公園国立神奈川・東京・山梨・静岡
南アルプス国立公園国立山梨・静岡・長野
中部山岳国立公園国立新潟・富山・長野・岐阜
佐渡弥彦米山国定公園国定新潟
妙高戸隠連山国立公園国立新潟・長野
白山国立公園国立富山・石川・福井
能登半島国定公園国定富山・石川
越前加賀海岸国定公園国定石川・福井
若狭湾国定公園国定福井・京都
八ヶ岳中信高原国定公園国定山梨・長野
中央アルプス国定公園国定長野
天竜奥三河国定公園国定長野・静岡・愛知
揖斐関ヶ原養老国定公園国定岐阜
飛騨木曽川国定公園国定岐阜・愛知
愛知高原国定公園国定愛知
三河湾国定公園国定愛知
伊勢志摩国立公園国立三重
鈴鹿国定公園国定三重・滋賀
室生赤目青山国定公園国定三重・奈良
吉野熊野国立公園国定三重・奈良・和歌山
琵琶湖国定公園国定滋賀・京都
丹後天橋立大江山国定公園国定京都
京都丹波高原国定公園国定京都
山陰海岸国立公園国立京都・兵庫・鳥取
明治の森箕面国定公園国定大阪
金剛生駒紀泉国定公園国定大阪・奈良・和歌山
瀬戸内海国立公園国立大阪・和歌山・兵庫・岡山・
広島・山口・徳島・香川・
愛媛・福岡・大分
氷ノ山後山那岐山国定公園国定兵庫・鳥取・岡山
大和青垣国定公園国定奈良
高野竜神国定公園国定奈良・和歌山
大山隠岐国立公園国立鳥取・島根・岡山
比婆道後帝釈国定公園国定鳥取・島根・広島
西中国山地国定公園国定島根・広島・山口
北長門海岸国定公園国定山口
秋吉台国定公園国定山口
剣山国定公園国定徳島・高知
室戸阿南海岸国定公園国定徳島・高知
足摺宇和海国立公園国立高知・愛媛
石鎚国定公園国定愛媛・高知
北九州国定公園国定福岡
玄海国定公園国定福岡・佐賀・長崎
耶馬日田英彦山国定公園国定福岡・熊本・大分
西海国立公園国立長崎
壱岐対馬国定公園国定長崎
雲仙天草国立公園国立長崎・熊本・鹿児島
阿蘇くじゅう国立公園国立熊本・大分
九州中央山地国定公園国定熊本・宮崎
日豊海岸国定公園国定大分・宮崎
祖母傾国定公園国定大分・宮崎
霧島錦江湾国立公園国立宮崎・鹿児島
日南海岸国定公園国定宮崎・鹿児島
屋久島国立公園国立鹿児島
奄美群島国立公園国立鹿児島
甑島国定公園国定鹿児島
西表石垣国立公園国立沖縄
慶良間諸島国立公園国立沖縄
やんばる国立公園国立沖縄
沖縄海岸国定公園国定沖縄
沖縄戦跡国定公園国定沖縄
全国の国立公園・国定公園一覧表(筆者作成)
参考:環境省_国立公園_国立公園一覧国定公園一覧 | 環境省 (env.go.jp)

With/Afterコロナ時代はウェルネスツーリズム

新型コロナウイルス禍では、免疫力や基礎体力の改善・向上が必要であるので、ウェルネスツーリズムの意義が重要視されるようになるはずである。非日常が体験できる旅先なら、転地効果によってより効果が期待できると考えられている。

With/Afterコロナ時代での観光は、従来のような単に観光地を訪ねるだけの観光から大きく変化していくことが予想されている。「蜜」ではなく開放的な自然の中で、健康的なウェルネス関連のコンテンツを求める旅行者が増えると予想される。


ウェルネスツーリズムの市場規模と関連業界

世界のウェルネスツーリズムの市場規模は、2022年から2026年の間に3,275億6,000万米ドル成長し、予測期間中は7.55%のCAGR(Compound Annual Growth Rate;年平均成長率)で成長する見込みらしい(引用:市場調査レポート: ウェルネスツーリズムの世界市場:2022年~2026年

ウェルネスツーリズムを利用する旅行者は、一般の観光者に比べ旅行支出額が多いことは容易に想像がつく。その分、経済波及効果も大きいはずだ。

ウェルネスツーリズムが活性化すると一番に潤うのは旅行・観光関連業界であるのは当然であるが、ビジネスの裾野は広いと思うので他にも潤う業界や業種はあるはずだ。

どういった施設や業種がリーダーシップをとることになるのかを調べてみたところ大体、下記のようになった。ウェルネスツーリズムにおけるウェルネスアクティビティの担当分野が分かって興味深い。

温泉旅館・ホテル

  • 宿泊
  • 温泉(療養泉)
  • サウナ
  • ヨガ
  • フィットネス
  • マッサージ
  • 美容・エステ
  • 健康食
  • ワーケション

キャンプ地

  • 自然体験
  • 森林浴/森林セラピー

レストラン

  • 健康食

寺院・宿坊

  • 瞑想
  • 精進料理
  • 宿泊

自治体・観光協会

  • 観光資源を活かした地域振興

旅行会社・代理店

  • ウェルネスプログラムを提供する旅行会社

旅行・ライフスタイルメディア

  • 旅行情報誌
  • ポータルサイト
  • ライフスタイルメディア(健康・美容・フィットネス)

おわりに

日本でウェルネスツーリズムを浸透・活性化させるためには、企業や業界が単独で頑張ってもたかが知れている。関連業界が協力してパッケージとしてサービスを提供するようにならないとダメである。

従来のような観光地直行の旅行プランではなく、今後はウェルネスツーリズムを意識した旅行プランがあってもいいと思う。

世界の旅行需要を牽引する旅行者の多くは、富裕層やミレニアル層(1980~90年代に生まれた現在30~40歳台の世代)といわれているが、一般のシニア世代にも自分の趣味や嗜好に合う、本物の価値を提供するサービスにはお金を惜しむことなくかける者がいる。

富裕層やミレニアル層をターゲットとした観光コンテンツを進めることはビジネス上は重要であることは分かる。企業としては当然である。しかし、富裕層やミレニアル層ではないシニア世代もウェルネスツーリズムの恩恵を受けたいという気持ちはある。

ウェルネスツーリズムでは、非日常性の中で自分を見つめ直すという意味で「原点回帰」の機会が提供される。なにかと便利な情報化社会の中で生活している私たちにとって、開放的で静かな大自然の中で、周囲を気にせず自分自身の心と体に向き合うことは最高の癒しとなるはずである。これには貧富の差は関係ないと思う。

普段は質素な生活をしているシニア世代にとってもウェルネスツーリズムを意識した、リーズナブルな旅行プランがあってもよいと思う。このサイトをそのようなことを考えるポータルサイトにしたい、そんなことを夢想している。


【参考資料】
iWT (国際 ウェルネスツーリズム EXPO)|世界中の旅コンテンツが集結
自然・地域・人との”つながり”をつくる旅が、豊かで輝く人生へと繋がる ~ 荒川教授インタビュー
SPA/スパマネジメント論 | 国立大学法人琉球大学 ウェルネス研究分野
ヘルスツーリズムとは|日本ヘルスツーリズム振興機構
観光庁が提唱しているウェルネスツーリズムとは?日本でも事例はある?
環境省_国立公園_国立公園一覧 (env.go.jp)
国定公園一覧 | 国立公園に、行ってみよう! | 環境省 (env.go.jp)