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  • BE KOBEの理念とともに──新しい神戸の街歩き

    目次
    はじめに
    メリケンパーク
    神戸ポートタワー
    神戸港震災メモリアルパーク
    神戸ハーバーランド
    ポートアイランド北公園
    ポーアイしおさい公園
    神戸空港展望デッキ
    神戸市役所展望ロビー
    旧外国人居留地
    三宮・元町
    北野異人館街
    北野工房のまち
    南京町(中華街)
    神戸酒心館
    相楽園
    兵庫県立美術館
    神戸海洋博物館
    神戸市立博物館
    横尾忠則現代美術館
    神戸市立青少年科学館
    新感覚劇場型水族館「アトア」
    港町としての未来
    あとがき



    はじめに



    神戸市は、兵庫県南部に位置し、政令指定都市であり、県庁所在地でもある。人口は153万人弱で、兵庫県内最大の都市である。市域は中央区・灘区・東灘区・長田区・兵庫区・北区・西区・須磨区・垂水区の9区で構成される。

    神戸市は合併で発展してきたので、その面積はかなり広い。私が神戸に住むようになってから早いもので既に23年が過ぎた。最初は西区(約2年)、次に東灘区(約12年)、今は中央区に住んでいるが、住む行政区によってその風景はかなり異なる。

    山と海に囲まれた神戸の市街地である中央区は、エリアによって様々な表情を見せる。神戸の街は三宮・元町を中心に海側がベイエリア、山側が北野エリアと呼ばれる。

    ベイエリアは、神戸ポートタワーや神戸ハーバーランドなど港町ならではの景観が美しい所である。一方、北野エリアにある北野異人館街は、開港後いち早く外国文化が定着したところで、三宮近くの南京町などと共に観光客に人気が高い。

    神戸という街を歩くとき、私たちはしばしば港の風景や異国情緒に心を奪われる。 しかし近年、この街にはもうひとつの新しい視点が生まれた。 それが BE KOBE──「人の想いこそが神戸の価値」 という理念である。

    観光名所を巡る旅ではなく、街をゆっくり歩きながら、 この理念がどのように息づいているのかを感じてみたい。 そんな思いを胸に、本稿では神戸の街をそっと歩いてみることにした。

    メリケンパークのBE KOBEモニュメント

    メリケンパーク

    ──理念が最も可視化された場所

    神戸港は、今から155年前に開港された国際貿易港である。この港を通して世界各地の文化が神戸の街にもたらされた。現在も大型のクルーズ客船がたびたび入港している。

    海風が心地よく吹き抜けるメリケンパークは、神戸開港120年を記念し、1987年にメリケン波止場と中突堤の間の海を埋め立てて作られた、港町神戸を象徴する臨海公園である。

    園内にはユニークなオブジェが点在するほか、博物館やホテルなどシンボリックな建物もあって、美しい景観を形造っている。

    2017年春には開港150周年を記念して大規模なリニューアルが行われた。その記念に設置された「BE KOBEモニュメント」は若者たちの記念撮影スポットになっている。

    メリケンパークのBE KOBEモニュメント

    BE KOBE の大きなモニュメントは、 神戸の新しい象徴として多くの人が足を止める。朝の光に照らされる文字は、どこか凛としていて、 昼には観光客の笑顔に囲まれ、 夕暮れには海と街の境界に溶け込むように佇む。

    写真を撮るだけでなく、 モニュメントのそばでしばらく海を眺めていると、「人の想いこそが価値」という言葉が、 単なる理念ではなく、街の息づかいとして感じられてくる。ここは、神戸が未来へ向けて歩み出す“始まりの場所”なのかもしれない。

    ウォーターフロントは景観も良く、整備されて市民にも広く親しまれている。メリケンパークの対岸には神戸ポートアイランドがあり、夜になると見事な夜景を眺められることからカップルからの人気も高い観光スポットの一つである。

    名 称メリケンパーク
    所在地兵庫県神戸市中央区波止場町2
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関JR・阪神「元町」駅より徒歩約15分
    Linkメリケンパーク – Feel KOBE 神戸公式観光サイト

    神戸ポートタワー

    神戸ポートタワー

    神戸ポートタワーは、神戸港中突堤のたもとに建つ、高さ108mのタワーである。独特のパイプ構造からなる鼓【つづみ】を細長くしたような外観で、昼は美しい真紅の姿で、夜には約7000個のLEDのイルミネーションが夜空を照らしてロマンチックな港町神戸の夜を演出している。

    神戸ポートタワー

    神戸ポートタワーは、神戸港のランドマークとして親しまれており、「鉄塔の美女」と称されることもある。

    神戸ポートタワー神戸海洋博物館(右側)

    最上階の展望5階からは、神戸の港とにぎやかな街並み、六甲山系を楽しむことができる。展望3階は床が回転するフロア、展望1階には床がガラス貼りの「スカイウォーク」もある。

    長らく神戸港のシンボルタワーとして親しまれてきた神戸タワーであるが、1963年の開業から60年が経過し、耐震化など補強工事のため、2021年9月27日から休館となっていたが、2024年春に営業を再開した。

    耐震化など補強工事中の神戸ポートタワー(白い覆いで見えない;2023年1月撮影)

    名 称神戸ポートタワー
    所在地兵庫県神戸市中央区波止場町5-5
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関JR・阪神「元町」駅より徒歩約15分
    Link【公式】神戸ポートタワー

    神戸港震災メモリアルパーク

    神戸港震災メモリアルパークは、メリケンパークの東側岸壁に位置し、阪神淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部(岸壁60m)をそのままの状態で保存し、見学できるように整備した公園である。

    神戸港の被災の状況、復旧の過程などを記録した模型や映像、写真パネルなども展示されている。24時間見学ができるのでメリケンパークの観光のついでに気軽に立ち寄ってみてもよい。

    名 称神戸港震災メモリアルパーク
    所在地兵庫県神戸市中央区波止場町2
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関JR・阪神「元町」駅より徒歩約10分
    Link神戸港震災メモリアルパーク – 神戸公式観光サイト

    神戸ハーバーランド

    神戸ハーバーランドは、神戸港を望む神戸のエンターテイメントゾーンである。ショッピングやグルメ、アミューズメントスペース、映画館(シネマ)などのエンターテイメントスポットが充実した神戸を代表する大型複合商業施設となっている。広場では週末を中心にパフォーマンスなどのイベントも開催されている。

    「神戸ハーバーランドumie」には約230店舗がそろい、海沿いの開放的な雰囲気のなかでショッピングや食事が楽しめる。異国情緒たっぷりの「神戸煉瓦倉庫」も隣接する。

    神戸ハーバーランドにあるモザイク大観覧車

    「モザイク大観覧車」からは神戸の街並みや六甲山を一望でき、日没後にはきらめく夜景も楽しめる。夜はライトアップやイルミネーションで幻想的に輝く風景は、ロマンティックでカップルに人気が高いスポットになっている。

    神戸ハーバーランドに訪れる人の多さからここが神戸を代表するベイエリアのショッピング&観光スポットであることに間違いはないと思う。

    名 称神戸ハーバーランド
    所在地兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関JR「神戸駅」中央口よりすぐ
    Link神戸ハーバーランド

    ポートアイランド北公園

    ポートアイランド北公園は、神戸港沖の人工島ポートアイランドにある海浜公園である。公園は、ポートアイランドの北岸、神戸大橋のたもとに位置しており、神戸港と神戸の街並み、六甲山系の山並みを一望できる。

    公園全体はレンガや白い敷石による舗装で統一され、北側には神戸港を一望できるペーブ広場があるほか、イルカの彫刻がされた噴水も設置されている。

    神戸港の夜景撮影の好適地であるほか、至近の対岸に神戸ポートターミナルがある事からクルーズ客船撮影の好適地としても知られている。

    神戸港や停泊する船を見ながら散策ができる絶好のロケーションで、私のお気に入りの場所である。

    名 称ポートアイランド北公園
    所在地兵庫県神戸市中央区港島二丁目3
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関ポートライナー「中公園」駅から徒歩9分
    Link神戸市:ポートアイランド地区

    ポーアイしおさい公園

    ポーアイしおさい公園は、ポートアイランドの西地区に整備された公園である。メリケンパークの対岸に位置することから眺望が良く、神戸の市街地を一望できる。

    ポーアイしおさい公園からメリケンパーク方面を望む

    神戸花火大会ではメリケンパークと共に会場になる場所である。

    ポーアイしおさい公園から見た神戸花火大会

    公園の背後には、神戸学院大学などの大学キャンパスも広がっている。神戸学院大学ポートアイランドキャンパス B号館1Fには神戸ポートピアホテルがプロデュースするレストラン「ジョリポー」があり、「学食を越えたホテルの味」で人気を博している。一般人にも開放されているので、ランチはココがお勧めである。

    ポーアイしおさい公園からメリケンパーク方面を望む

    名 称ポーアイしおさい公園
    所在地神戸市中央区港島1丁目
    駐車場あり(無料)
    レストラン「ジョリポー」を利用する場合は、
    神戸学院大学の駐車場を無料で使用することができる。
    公共交通機関ポートライナー「みなとじま」駅から徒歩約15分
    Link神戸市:ポートアイランド地区

    神戸空港展望デッキ

    神戸空港展望デッキは、空港ターミナルビルの屋上に整備されている展望デッキで、見学は無料となっている。

    通常、空港の展望デッキは離発着する飛行機を見るためのものであるが、神戸空港展望デッキの場合はそれだけではなく、周辺の眺めも良い。例えば、遠く明石海峡大橋や大阪湾を航行する大型船を見ることができる。勿論、空港島の北側に位置するポートアイランドを眺めることもできるほか、日が沈めば神戸港越しに神戸の市街地の夜景を楽しむことができる。

    名 称神戸空港展望デッキ
    所在地兵庫県神戸市中央区港島二丁目3
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関ポートライナー「神戸空港」駅すぐ
    Link展望デッキ | 神戸空港

    神戸市役所展望ロビー

    神戸市役所展望ロビーとは、フラワーロードに面した「神戸市役所1号館」の24階にある展望ロビーのことである。

    ここの展望ロビーからは眼下の三宮中心街のパノラマのほか、海側(南側)からはポートアイランドやメリケンパーク、晴れていれば対岸の紀伊半島まで見渡すことができる。山側(北側)からは北野町や六甲山系の景色が望める。日没後は、市章山や錨山、堂徳山に電飾の灯りが灯っている様子を眺めることができる。

    名 称神戸市役所展望ロビー
    所在地神戸市中央区加納町6-5-1
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関JR・阪神・阪急の各線「三宮」駅より徒歩約6分
    Link神戸市:神戸市役所1号館24階(展望ロビー)のご案内

    旧外国人居留地

    ──歴史と理念が重なる“静かな美”

    旧居留地は、幕末の開港後に外国人居留地として選ばれた地であり、かつてビジネスの街として発展した。現在もその立派な西洋建築が数多く残っている。今ではその洋館がレストランやショップとして利用され、おしゃれな街として人気が高い。

    旧居留地を歩くと、石造りの建物が静かに並び、 どこか時間の流れがゆっくりになるような感覚がある。

    異国文化が入り混じりながらも、 神戸の人々が大切に守り続けてきた街並み。その歴史の重なりが、BE KOBE の理念と響き合う。

    「人の想いが街を形づくる」 その言葉を体現するように、建物の一つひとつが丁寧に手入れされ、 街角のカフェには穏やかな時間が流れている。

    私たちシニア世代にも心地よい、ゆっくり歩ける散策路。 立ち止まり、建物の陰影を眺めるだけで、 この街の静かな美しさが胸に染みてくる。

    名 称旧外国人居留地
    所在地兵庫県神戸市中央区京町
    駐車場なし
    公共交通機関JR「元町」駅より徒歩約5分
    Link神戸外国人居留地

    三宮・元町

    ──日常の中にある神戸らしさ

    三宮や元町は、観光地というより“生活の街”。 商店街を歩くと、店主の挨拶や、買い物をする人々の何気ない会話が聞こえてくる。

    ここには、華やかさよりも、 人の営みが積み重なった温かさがある。

    BE KOBE の理念が最も自然に感じられるのは、 こうした日常の風景かもしれない。

    路地裏の小さなパン屋、昔ながらの喫茶店、 新しい文化を発信する若い店。 それぞれが神戸らしさを静かに語りかけてくる。

    街を歩きながら、人々の表情に触れると、「この街は人によって支えられている」という実感が湧いてくる。


    北野異人館街

    神戸は開港以来の建物をとても大切にしてきた街である。神戸でしか観られないようなクラシカルな建物を多く観ることができるはずである。神戸に観光で訪れた際は、是非、こうしたスポットにも足を運んでほしいと思う。

    北野異人館街には、明治~昭和初期に神戸に住んだ外国人たちが邸宅として構えた洋館が立ち並んでいる。観光施設として公開されている明治時代の洋館(異人館)は「風見鶏の館」や「うろこの家」など異国情緒あふれた建造物である。

    海を見下ろす高台に建つ歴史的洋館群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

    北野異人館街」の詳細はこちらから

    名 称北野異人館街
    所在地神戸市中央区北野町3丁目10-20(山本通り)
    駐車場なし
    公共交通機関JR・阪神・阪急の各線「三宮」駅より徒歩約15分
    Link神戸北野異人館街公式サイト

    北野工房のまち

    レトロな外観の旧北野小学校の校舎に神戸ブランドの20工房が集結して「北野工房のまち」を形成している。スイーツなどの神戸みやげやオリジナル商品のショッピングほか、クラフト・ファッション・グルメなど様々な体験が楽しめる観光スポットになっている。

    名 称北野工房のまち
    所在地兵庫県神戸市中央区中山手通3丁目17-1
    駐車場なし
    公共交通機関JR「三ノ宮」駅から徒歩12分
    Link北野工房のまちホームページ

    南京町中華街

    南京町【なんきんまち】は、日本三大チャイナタウンの一つに数えられる神戸の中華街である。

    南京町海栄門(南楼門)

    限られた狭い面積の中に約100店舗と多くのレストランがひしめくように軒を連ねていることのが特徴的である。

    南京町広場

    店頭の路上で点心やスイーツを屋台販売する店が多く見られるのも南京町(神戸中華街)の特徴かも知れない。

    南京町長安門(東楼門)

    名 称南京町(中華街)
    所在地兵庫県神戸市中央区栄町通1-3
    駐車場なし
    公共交通機関JR「元町」駅より徒歩約5分
    Link熱烈歓迎!南京町 (nankinmachi.or.jp)

    神戸酒心館

    神戸酒心館は、創業250年以上の歴史を誇る日本酒の蔵元である。丁寧な手作りにこだわった銘酒「福寿」の酒造り展示のほか、蔵出しの酒を試飲したうえで買うこともできる。

    「福寿」は私の好みの酒でもある。日本人のノーベル賞受賞者が招かれる晩餐会で出された日本酒の蔵元としても有名である。

    四季折々に咲く花を眺められる庭は、和の風情が漂い、日本酒に興味がなくとも訪れてみたい所である。

    灘五郷の酒蔵めぐり」はこちらから

    名 称神戸酒心館
    所在地神戸市東灘区御影塚町1-8-17
    駐車場あり(無料)
    公共交通機関阪神「石屋川」駅より徒歩約8分
    Link福寿の蔵元|神戸酒心館

    相楽園

    相楽園【そうらくえん】は、神戸市市内にある日本庭園であり、国の名勝地に指定されている。戦後に神戸市長を務めた小寺謙吉氏の父で、実業家として知られる小寺泰次郎氏の私邸の庭として明治中期~末期に築造されたという。1941年から神戸市の所有となり「相楽園」として一般公開されている。市街地に位置しながら深山幽谷の風情が感じられる池泉回遊式日本庭園にいつでも行けるのは有難いことである。

    約20,000m2の庭園内には蘇鉄園があって群生する蘇鉄【ソテツ】を見ることができる。また約200本の松林などが織りなす景観も見事である。中でも樹齢500年と伝わる「大クスノキ」は圧巻である。

    相楽園は、ツツジの名所としても知られ、春の開花の季節(5月初旬)には鮮やかな花が咲き乱れる。

    名 称相楽園
    所在地兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1
    駐車場なし
    公共交通機関地下鉄「県庁前」駅より徒歩約5分、
    JR・阪神「元町」駅より徒歩約10分
    Link相楽園 – 神戸市中央区 都市公園・日本庭園

    兵庫県立美術館

    兵庫県立美術館は、阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして建てられた、西日本最大級の美術館である。この美術館を設計したのは、兵庫県とゆかりの深い建築家の安藤忠雄氏である。

    前身である近代美術館時代からの購入や受贈により数多くの作品を収集しており、その数は10,000点を超えると言われている。さらには、金山平三氏や小磯良平氏らの兵庫ゆかりの作家の作品群も鑑賞することができる。

    名 称兵庫県立美術館
    所在地兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関JR「灘駅」から徒歩約10分
    Link兵庫県立美術館 – 芸術の館 神戸

    神戸海洋博物館

    神戸海洋博物館は、神戸開港120年記念事業として1987年に開館した、白いスペースフレームで帆船の帆を表した屋根の外観が印象的な博物館である。

    神戸海洋博物館

    開港当時から今日までの神戸港の歴史や、神戸港の役割と機能など、時代とともに移り変わる港と街の様子ををわかりやすく紹介している。操船シミュレーターなどの体験型コンテンツもある。

    神戸海洋博物館」の詳細はこちらから

    名 称神戸海洋博物館
    所在地兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
    駐車場なし
    公共交通機関神戸市営地下鉄「みなと元町駅」から徒歩約10分
    Link【公式】神戸海洋博物館

    神戸市立博物館

    神戸市立博物館は、1935年に建てられた旧横浜正金銀行(現三菱UFJ銀行)の神戸支店ビル(建物)を利用し、1982年に開館された人文系の博物館である。

    博物館の基本テーマは「国際文化交流-東西文化の接触と変容」である。これは神戸が古くから諸外国との交流を深めていたことに由来する。

    考古学的資料や歴史的資料、古地図資料、国宝の銅鐸・銅戈、南蛮・紅毛美術やビイドロ(ガラス)コレクションなど、神戸の歴史と文化交流の様子を示す資料を多数収蔵している。

    名 称神戸市立博物館
    所在地兵庫県神戸市中央区京町24
    駐車場なし
    公共交通機関JR三ノ宮駅から徒歩10分
    Link神戸市立博物館

    横尾忠則現代美術館

    横尾忠則現代美術館は、兵庫県西脇市生まれの美術家・グラフィックデザイナーである、横尾忠則氏の作品を収蔵している美術館で、横尾氏から寄贈・委託された作品の保管と展示を担う。

    横尾忠則からの寄贈・寄託作品を展示するほか、オープンスタジオでは多彩なイベントを開催している。また横尾忠則氏の創作の秘密や魅力に迫れるアーカイブルームは無料で閲覧できる(ただし、要予約)。

    王子公園から近い距離にあった旧兵庫県立近代美術館をリニューアルした建物で、ワークショップなどが開催できるオープンスタジオとしても利用できるという。

    名 称横尾忠則現代美術館
    所在地兵庫県神戸市灘区原田通3丁目8-30
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関阪急「王子公園」駅から徒歩6分
    Link横尾忠則現代美術館

    神戸市立青少年科学館

    神戸市立青少年科学館は、神戸で唯一のプラネタリウムがある施設である。「ふれる・つくる・つながる」をコンセプトに、体験型展示やワー クショップ、科学教室などを通して、科学や宇宙の不思議を体験しながら楽しく学べる科学館となっている。

    プラネタリウムは、2022年7月にドームシアターとしてリニューアルオープンしており、最新機器の導入により、精緻で美しい星空や映像を実現している。さらにドーム映像を活かした様々なイベントに活用できる多目的シアターへと生まれ変わっている。

    神戸市立青少年科学館」の詳細はこちらから

    名 称神戸市立青少年科学館
    (愛称:バンドー神戸青少年科学館)
    所在地兵庫県神戸市中央区港島中町7-7-6
    駐車場あり(有料)
    公共交通機関ポートライナー「南公園」駅より徒歩3分
    Link青少年科学館

    新感覚劇場型水族館アトア

    アトアは、劇場型アクアリウム「AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)」と称する、水族館とアートの融合による従来とは違った感覚の水族館である。幻想的な世界観やエンターテインメント性を重要視して水族館と言われている。

    水族館「アトア」

    「アトア」という名は、「aqua(アクア)」「art(アート)」それぞれの「a」の間に「&」を意味する「と」を入れた造語であるらしい。

    五感で感じる劇場型アクアリウムとして、生物が暮らす空間とデジタルアート(光、音、映像、舞台芸術など)を融合させた新感覚の水族館をコンセプトにしている。

    水族館は、2階から4階の3フロアを8ゾーンに分け、約60基の水槽で約100種類3,000点の生物を展示するほか、約50点の生物アートも展示している。

    アトアの自慢は、日本最大で世界屈指の規模を誇る直径3mの球体水槽・AQUQ TERRA(アクアテラ)である。

    アトアátoa)」の詳細はこちらから

    名 称アトアátoa
    所在地兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
    駐車場なし
    公共交通機関JR・阪神「元町」駅より徒歩約15分
    Linkアトア átoa – 劇場型アクアリウム(神戸)

    港町としての未来

    ──BE KOBEが描くこれからの神戸

    神戸のウォーターフロントでは、再開発が進み、 新しい施設や文化の拠点が次々と生まれている。

    若い世代の活動が街に新しい風を吹き込み、未来へ向けた神戸の姿が少しずつ形になりつつある。

    変わりゆく街を見守ることは、神戸に住む者だけではなく、神戸を旅する者にとっても楽しみのひとつである。 私たちシニア世代にとっては、「昔の神戸」と「これからの神戸」を重ね合わせながら歩く時間は、どこか懐かしく、そして希望に満ちている。

    神戸港に停泊中の練習帆船・日本丸と海王丸

    あとがき



    今回の街歩きで感じたのは、 神戸という街が、ただの観光地ではなく、人々の想いが積み重なった“物語のある街”だということ。

    BE KOBE の理念は、その物語をそっと照らす灯りのような存在である。理念とともに歩くことで、 街の風景がより深く、より温かく心に届いてくる。 そんな旅の仕方があってもいいのだと、静かに思う。次に神戸の街を歩くとき、 また違った表情の街が迎えてくれることだろう。




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