投稿者: takaaki.nishioka

  • 伊賀上野城や青山高原だけじゃないよ!自然と歴史が息づく伊賀市の名所めぐり

    はじめに

    三重県伊賀市の景勝地としては、上野公園、特に伊賀上野城や松尾芭蕉ゆかりの俳聖殿が有名である。また、かつては「関西の軽井沢」と称された青山高原もよく知られている。確かにこれらの景勝地は何度でも行きたくなる景勝地ではある。しかしながら、これらの景勝地以外にも一度は行ってみたくなるような観光名所は伊賀市にはある。

    私は、シニア世代となり、会社をリタイアした後は名張市で暮らす日が多くなったので、隣町の伊賀市にも出かける機会がある。そして天候の良い日にはあまり混雑しないような伊賀市の景勝地を訪ねるようにしている。そのような生活を続けていると今まで知らなかった意外な場所に私の興味をそそる景勝地や史跡があることが分かってきた。

    本稿では、勿論、伊賀市の代表的な観光名所である上野公園と青山高原も紹介している。しかし、それ以外にも私が是非、お薦めしたい景勝地を紹介している。そして、私が新たに景勝地として推薦したくなった場所が増えるたびに本稿を更新していきたいと思っている。

    目次
    はじめに
    上野公園
    伊賀上野城
    俳聖殿
    芭蕉翁記念館
    伊賀流忍者博物館
    青山高原
    メナード青山リゾート
    滝山渓谷・白藤滝
    岩倉峡
    鯛ヶ瀬峡
    島ヶ原温泉 やぶっちゃの湯
    かえで渓谷
    大山田温泉 さるびの
    新大佛寺
    伊賀の里モクモク手づくりファーム
    伊賀焼伝統産業会館
    長谷園
    伊賀伝統伝承館伊賀くみひも組匠の里
    あとがき

    上野公園

    上野公園【うえのこうえん】は、伊賀上野城跡地に整備された市民公園である。

    伊賀上野城は、筒井定次が平楽寺や薬師寺のあった台地に築いた近世城郭の城跡である。

    現在は当時の天守を復元した建造物が建っている。

    広大な城跡内には復元天守の他に日本一高い石垣と称される堀の「高石垣」も残されている。

    また、公園内には、俳聖殿、芭蕉翁記念館、伊賀流忍者博物館などが整備されている。

    名 称上野公園
    所在地伊賀市上野丸之内122-1
    駐車場あり(有料)
    Link上野公園 – 伊賀上野観光協会

    伊賀上野城

    伊賀上野城【いがうえのじょう】は、筒井氏が築城し、藤堂高虎が改修した平山城である。白鳳城とも呼ばれたらしい。

    現在は、天守だけが復元されており、城跡は上野公園として整備されている。

    城の石垣は日本一の高さを誇り、「高石垣」と呼ばれ、国の史跡にも指定されている。

    名 称伊賀上野城(復元天守)
    所在地伊賀市上野丸之内106
    (上野公園内)
    Link伊賀上野城 – 伊賀上野観光

    俳聖殿

    俳聖殿【はいせいでん】は、松尾芭蕉生誕300年を記念して建てられた木造建築物で、上野公園(伊賀上野城跡)内の一角に位置する。

    建築家の伊東忠太氏によって1942年に設計されたものとされ、松尾芭蕉翁の旅姿をイメージして設計された建造物となっているらしい。

    下層が八角形平面、上層が円形平面の木造建築であり、屋根は桧皮葺きの特異な姿をしている。

    俳聖殿の内部には、芭蕉翁の像が安置されているほか、芭蕉祭当日に顕彰された俳句も飾られているという。

    俳聖殿は、三重県の有形文化財(建造物)に指定(2008年)され、国の重要文化財にも指定(2010年)されている。

    名 称俳聖殿
    所在地伊賀市上野丸之内122-1
    (上野公園内)
    Link俳聖殿 – 伊賀上野観光協会

    芭蕉翁記念館

    芭蕉翁記念館【ばしょうおうきねんかん】は、伊賀国(現在の三重県伊賀市)で生まれたと伝わる俳聖・松尾芭蕉を顕彰する記念館である。上野公園内の一角に建てられている。

    館内の芭蕉文庫には芭蕉翁の真蹟をはじめ近世から現代に至る連歌俳諧に関する資料等が数多く保存されており、展示室でもこれらの資料が展示されている。

    収蔵品としては、芭蕉翁直筆の「猿蓑歌仙」や「万菊丸いびきの図」が特に有名である。

    名 称芭蕉翁記念館
    所在地伊賀市上野丸之内117-13
    (上野公園内)
    入館料大人300円;
    芭蕉翁記念館・蓑虫庵・
    史跡芭蕉翁生家の
    3館共通券も販売
    Link芭蕉翁記念館 – 伊賀上野観光

    伊賀流忍者博物館

    伊賀流忍者博物館【いがりゅうにんじゃはくぶつかん】は、伊賀流忍者に関する博物館である。伊賀流忍者の歴史や実際の活動について解明された事実について学ぶことができる。

    この博物館では伊賀流忍者の歴史や実際の活動について解明された事実について学ぶことができる。

    館内には、伊賀流忍者が実際に使用されたとされる武器や道具、忍術書などが展示されている。

    また、伊賀流忍者の実演ショーも行われており、忍者気分を味わうことができるということで人気を博している。

    名 称伊賀流忍者博物館
    所在地伊賀市上野丸之内117
    (上野公園内)
    入館料大人800円
    Link伊賀流忍者博物館 – 伊賀上野

    青山高原

    青山高原【あおやまこうげん】は、伊賀市と津市の境に位置する笠取山から南北約15kmに渡って広がる高原である。

    標高756mにある三角点は、伊勢湾を一望できる絶景スポットの一つとなっている。

    また、山頂付近は風力発電基地にもなっていて、89基の風車が建ち並ぶ様子は迫力満点である。何十年ぶりかで青山高原を訪ねて、風車の数が増えていることに率直に驚いた。ススキの群生地の数よりも風車の数の方が多いのではないかと思う。

    青山高原公園線と東海自然遊歩道が整備されているのでアクセスも良く、春はアセビやツツジの群生、秋はススキの白い穂が風に揺れてハイキングを楽しむには最適の場所である。

    特に、9月下旬~10月下旬頃はススキの穂と迫力満点の風車とを一緒に写真に収められるのが嬉しい。遊歩道をゆっくりと散策するもよいし、ベストアングルを探して高原を歩き回るのもよい。

    青山高原は、星空が綺麗に見れる場所としても知られている。

    名 称青山高原三角点駐車場
    所在地三重県伊賀市勝地1852-63
    Link青山高原|津市観光協会
    青山高原|津市観光
    青山高原– 周辺の施設と観光

    青山高原には合わせて7ヶ所に駐車場(いずれも無料)が整備されているので、行きたい場所の近くに車を駐車して、散策を楽しむことができる。


    青山高原ウインドファーム

    青山高原ウインドファームは、風力発電事業及び電力の供給を行う企業で、青山高原に位置する集合型風力発電所の名称である。青山高原に所有する風力発電機は全部で60基もあり、最大出力は95,000kWで、日本の風力発電所の中では最大である。

    所有する風力発電機は次のとおりである。

    • JFEエンジニアリング製風力発電機(20基)
      ローター直径:50.5m、タワー高さ:50m、出力:750kW
    • 日立製作所製風力発電機(40基)
      ローター直径:80m、タワー高さ:65.4m、出力:2000kW
    名 称青山高原ウインドファーム
    Link青山高原ウインドファーム

    青山高原には、青山高原ウインドファーム(60基)のほかにも次のような発電用風車が存在するので、あわせて89基もある。

    • ウインドパーク久居榊原(2基)
    • ウインドパーク美里(8基)
    • ウインドパーク笠取(19基)

    メナード青山リゾート

    メナード青山リゾートは、伊賀市と津市の境にある布引峠付近に位置する、日本メナード化粧品が所有するリゾート施設である。室生赤目青山国定公園の一部になっている。

    名 称メナード青山リゾート
    所在地三重県伊賀市霧生2356
    駐車場あり(無料)
    Linkメナード青山リゾート

    メナード青山リゾートハーブガーデン

    メナード青山リゾートハーブガーデンは、メナード青山リゾート内にある、面積が8haもある広大なハーブガーデンである。

    一年間に約300種類を超えるハーブを栽培しているという。ハーブの彩りと香りのハーモニーが見る者の心を癒してくれる。ハーブの香りは心を和ませてくれる自然の魔法のようなものである。

    ハーブは香だけでなく、その可憐な花も魅力的である。決して派手さがあるわけではないが、風に揺れる香りの庭で、ハーブの花の魅力を心ゆくまで楽しもうではないか。

    ハーブを香りで楽しむためのオリジナルハーブティーや料理を提供してくれるカフェが併設されている。ハーブグッズをお土産として購入できる「ハーブショップ」もある。

    名 称メナード青山リゾート
    ハーブガーデン
    所在地メナード青山リゾート内
    Linkメナード青山リゾート

    滝山渓谷・白藤滝

    白藤滝【しらふじのたき】は、滝山渓谷にある落差約15mの直瀑の滝である。

    かつては落差約30mもある直瀑であったらしいが、地震によって滝口が崩落してしまい、現在のような約半分の落差になってしまったと伝えられている。

    地元では紅葉の名所と知られ、例年11月3日(祝)には「滝山渓谷紅葉まつり」が行われているらしい。

    白藤滝を見るためには駐車場から広場の奥にある遊歩道の入口から急坂の石段を下って川岸まで行き、滝壺まで遊歩道を数分歩くことになる。約5程度で降りることができるが、帰りの急坂の登りは結構つらいものがある。この遊歩道は運動靴など歩きやすい靴で行くべきである。

    坂道を下ると滝の手前に朱色に塗装されたアーチ橋がある。アーチ橋からでも滝を見ることができるが、滝壺の近くまで行けるので、自分の好みのアングルを探して滝との距離感をアジャストすれば良い。

    駐車場と白藤滝への遊歩道入口との間は広場になっていて、休憩所やトイレが整備されている。

    この広場の奥には不動明王を祀るがあり、手水所もある。道中の無事を祈願しておくと良いだろう。

    この白藤滝の上流にも「二位の滝」、「三寶の滝」と呼ばれる滝がおよそ500m間隔で存在する。

    時間があれば、是非、足を運んで頂きたい。二位の滝三寶の滝は、共に斜滝であり、直瀑に比べれば迫力には欠けるが、滝渕(滝壺)は深く、透明で美しい。

    秋の紅葉の季節であれば、途中の道路沿いで色艶やかなカエデの紅葉が楽しめるはずである。

    白藤滝へのアクセスは、車でないと苦労するかも知れない。自家用車の場合、名阪国道の上柘植ICから中瀬ICの間であれば、どのICを出て、一般道を進んでもほぼ同じような時間に到着する。しかし、色々と試してみた中では、名阪国道の下柘植ICから白藤滝方面に向かうのが最も簡単な道順であると私は思う。

    白藤滝への林道の入口に「白藤滝 2.0km」と書かれた小さな案内標識が一つあるだけなので、うっかりするとそれを見落としまうかも知れない。この案内標識から白藤滝の駐車場へは約2kmほどである。ここから先の道は一本道なので迷うことはない。

    初めての場合は、ナビで住所が特定できない場合もあるので、とにかくこの看板を見落とさないで貰いたい。私が知る限りでは白藤滝への唯一の案内標識である。

    名 称滝山渓谷・白藤滝
    所在地三重県伊賀市大字山畑
    駐車場あり(無料)
    アクセス名阪国道下柘植IC
    から約10分
    Link白藤滝 – 伊賀上野観光協会

    岩倉峡

    岩倉峡【いわくらきょう】は、三重県伊賀市を流れる木津川にある渓谷の一つである。周辺は岩倉峡公園として整備されており、春は桜、秋は紅葉が楽しめる景勝地となっている。

    岩倉峡には、「しあん橋」と呼ばれる長さ118mもある吊り橋が架かっている。川面までの高さが約36mであるらしいが、私にとっては半端ない高さである。

    「しあん橋」の名の由来は、渡るか渡らないかを「思案する橋」であると私は勝手に妄想していたが、実は「しあん」というのは伊賀地方の方言で「あずきあん」のことを指しているという。

    この吊橋が「あずきあんのように地域の人々に愛される存在になってほしい」との願いが込められて命名されたという。

    吊橋の名の由来が私が妄想した「思案」説ではなかったが、こと吊橋に関しては、思案する時間など私には数秒も必要でない。私には思案するまでもなく「渡らない」という一択しかない。

    公園内にはキャンプ場、体験学習の丘、見晴らしの丘なども整備されているが、お薦めは木津川沿いに整備された「川辺の道」と呼ばれる遊歩道の散策である。

    変化に富んだ岩倉峡の景色を見ながらの遊歩道を歩くのは全く飽きない。

    気づけばかなり歩いていることになるが、不思議と疲れてはいない。それだけ景色が良いということの証左である。

    岩倉峡には所々に深い淵があり、そして各渕には「渕の主」【ふちのぬし】と思しき大きな黒いコイ(鯉)が泳いでいるのが遊歩道沿いから確認できた。

    「渕の主」は、まるでそれぞれの渕を縄張りにしているかのように他を寄せ付けずに悠然と泳いでいた。

    遊歩道の途中には旧岩倉水力発電所跡地があり、水路の遺構が残っている場所もある。

    公園内にあるキャンプ場は、夏場はかなりの賑わいを見せるようである。来年の夏にはキャンプでもしてみようかと思う。

    駐車場は複数あり、第5駐車場(無料)に停めることができれば近くて便利である。

    名 称岩倉峡
    所在地伊賀市西高倉6358-1
    駐車場あり(無料)
    アクセス名阪国道・大内IC
    から車10分
    Link岩倉峡公園キャンプ場

    鯛ヶ瀬峡

    鯛ヶ瀬峡【たいがせきょう】は、三重県伊賀市を流れる木津川にある渓谷で、三重県伊賀市島ヶ原に位置する景勝地である。

    鯛ヶ瀬峡は、大小の岩の間を木津川が流れており、美しい景色が広がっている渓谷である。鯛ヶ峯大橋の上からが最も撮影しやすいアングルが探せると思う。

    鯛ヶ瀬峡の付近は、木津川に小山川が合流する地点でもあり、合流点である岩谷峡も清流が流れる景勝地となっている。

    河畔には「島ヶ原温泉 やぶっちゃの湯」がある。

    名 称鯛ヶ瀬峡
    所在地三重県伊賀市島ヶ原
    駐車場あり(無料)
    アクセス名阪国道大内IC
    から国道163号経由15分
    Link鯛ヶ瀬峡 | 観光三重

    島ヶ原温泉 やぶっちゃの湯

    島ヶ原温泉 やぶっちゃの湯は、三重県伊賀市島ヶ原にある日帰り温泉施設である。良質な天然温泉で、泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、無色透明で肌に優しいお湯である。

    中でも「こっとの湯」と呼ばれるお湯は、源泉温度は36.7℃で加水、循環は一切していない天然温泉100%のかけ流しのお湯である。

    ちなみに「こっと」とは伊賀地方の方言で「俺、わし」という意味である。したがって、「こっとの湯」とは「私の自慢の湯」という意味で名付けられたという。

    名 称島ヶ原温泉 やぶっちゃの湯
    所在地三重県伊賀市島ヶ原13680
    駐車場あり(無料)
    Link【島ヶ原温泉】三重県伊賀市
    島ケ原温泉やぶっちゃ

    かえで渓谷

    かえで渓谷は、子延川【ねのびがわ】の上流に位置する渓谷である。秋の紅葉時のカエデが美しいことから「かえで渓谷」と名付けられている。

    「大山田温泉 さるびの」から加太へと子延川をさかのぼった場所に位置する。

    旧県道の残った部分の橋のそばに、推定樹齢400年前後と伝わる楓【カエデ】の巨樹が生育している。

    巨岩の上に根を張っている様子は非常に珍しいといえる。よくぞこのような劣悪な環境のなかで生き延びてきたものである。生命力に脱帽する。

    紅葉の頃は特に見事な景観であるが、他の季節、例えば春の若葉の頃や夏の青葉の頃もきっと見応えがあるはずだ。個人的には冬の落葉樹形である「寒樹」も見てみたいものだ。これほどの巨樹であれば寒樹も素晴らしいのではなかろうか。

    名 称かえで渓谷
    所在地三重県伊賀市上阿波
    駐車場あり(無料)
    Linkかえで渓谷 – 伊賀上野観光

    伊賀の国大山田温泉さるびの

    伊賀の国 大山田温泉 さるびのは、天然温泉の日帰り温泉施設である。泉質は、無色透明のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、弱アルカリ性のため、肌にやさしいお湯である。

    大浴場や露天風呂には、ミストサウナやジェットバスが備わっており、毎日男女入れ替わりで利用できるという。

    名 称伊賀の国大山田温泉さるびの
    所在地伊賀市上阿波2953
    駐車場あり(無料)
    Link伊賀の国大山田温泉さるびの

    新大佛寺

    新大佛寺【しんだいぶつでら】は、真言宗智山派の寺院で、山号は五宝山と称する。御本尊は盧舎那仏である。

    新大佛寺の創建については、1202年に源頼朝が後鳥羽法皇の勅願寺として開創し、重源上人が開山としたと伝えられている。

    重源上人は、鎌倉時代に東大寺大仏と大仏殿の復興事業を指揮した僧として知られている。寺号を「新大佛寺」と称する理由については、重源上人が東大寺に敬意をはらって「新」の字を加えたとされる。

    新大佛寺が再建されたのは、江戸時代中期の寛延年間(1748年~1751年)のことであると推察されている。

    御本尊の木造廬舎那仏坐像(高さ約5m)は、頭部が鎌倉時代の仏師・快慶の作と伝えられており、地元では「阿波の大仏さん」と呼ばれている。現在は宝蔵庫新大仏殿)に安置されている。代わって、大仏殿には釈迦如来像が安置され、祀られている。

    また、大仏殿の奥側には護摩祈祷堂があり、岩屋不動尊像(高さ6m超)を祀っている。

    大仏殿の右側には弘法大師・空海を祀る大師堂がある。真言宗の寺院であることがよく分かる。私は真言宗と言えば大日如来だと思っていたので、新大佛寺の御本尊が大日如来でなく廬舎那仏あることに違和感を覚えていたが、両如来は根本的には同一の如来さまであるから支障はないようだ。単に私の勉強不足である。

    大師堂の近くには、松尾芭蕉がこの地で詠んだとされる句である「丈六にかげろふ高し石の上」の句碑(芭蕉塚丈六塚)が建立されている。

    新大佛寺の境内には美しい鐘楼堂がある。これほど艶やかな色合いの鐘楼堂は珍しいのではないだろうか。

    新大佛寺の境内には他にも明王殿(交通安全祈祷所)と呼ばれる艶やかな朱色に塗られた仏殿がある。

    そして明王殿の隣の崖には、慈母観音白寿観音の像が建立されている。

    新大佛寺境内の景色は四季折々において私たちを楽しませてくれるという。

    春には桜、初夏はモミジの青葉、夏は紫陽花、秋は秋明菊やモミジの紅葉などである。

    新大佛寺は、いつ参拝しても楽しませてくれる寺院であるといえよう。

    名 称新大佛寺
    所在地三重県伊賀市富永1238
    駐車場あり(無料)
    Link三重県伊賀市の新大仏寺

    伊賀の里モクモク手づくりファーム

    伊賀の里モクモク手づくりファームは、三重県伊賀市にある農業公園である。

    この農業公園内には、工房と専門店が12軒、レストランやカフェが4軒、体験教室が3か所もある。

    また、田んぼや農場、いかだ池などがあり、農業を身近に感じることができて、レクリエーションとして十分に楽しめる施設となっている。

    名 称伊賀の里モクモク
    手づくりファーム
    所在地三重県伊賀市西湯舟3609
    入園料600円
    駐車場あり(無料)
    Link伊賀の里モクモクファーム

    伊賀焼伝統産業会館

    伊賀焼伝統産業会館は、伊賀市の伝統工芸品である伊賀焼を幅広く展示する資料館である。

    伊賀焼の製造過程や古今の伊賀焼の名品の展示を行っている。

    私が伊賀焼伝統産業会館を訪れた際は、偶然にも伊賀焼の作陶家(常山窯)で、釉薬製造所(恒岡精渥場・五代目)の恒岡光興氏にお会いすることができた。伊賀焼をはじめ信楽焼との違いや、天然灰釉薬について素人にも分かるよう丁寧に教えて頂き、陶器や釉薬の奥の深さに感銘したことを覚えている。

    釉薬研究者で釉薬製造も手掛ける作陶家の恒岡光興氏が作ったカップと皿は独特の色合いと洗練された美しさがあった。妻への土産用として購入したら、妻も非常に喜んでくれた。私の良き想い出である。

    伊賀焼伝統産業会館では、伊賀焼の体験教室や技術指導を行う実技研修室も備えているという。

    名 称伊賀焼伝統産業会館
    所在地伊賀市丸柱169-2
    営 業火曜日〜日曜日
    (9:00〜17:00)
    休館日:月曜
    (月曜が祝日の場合
    翌日休館)
    駐車場あり(無料)
    Link伊賀焼伝統産業会館 | 伊賀焼


    長谷園

    長谷園【ながたにえん】は、三重県伊賀市にある伊賀焼の窯元で、天保3年(1832年)に創業したという老舗である。

    創業当時から代々暮らしてきた風情のある日本家屋(母屋)を中心に、工房や登り窯など陶器製造の施設が集積されている。

    山里の自然に囲まれた環境のなかに伊賀焼の展示室(3棟)をはじめ、体験工房、休憩所(大正館)や展望台が整備されている。

    展示室と呼ばれる館内には所狭しと多くの伊賀焼の製品が並び、製品の販売も行われている。

    体験工房の隣には大正館と呼ばれる休憩所があり、喫茶コーナーもあって、ゆっくりと時を過ごしたいときにはありがたい。

    園内は広大で、観光スポットとしても親しまれているようだ。

    毎年5月2日~4日には、恒例の「窯出し市」を開催しており、その3日間における集客力はかなり大きいはずである。

    名 称伊賀焼窯元 長谷園伊賀本店
    所在地三重県伊賀市丸柱569
    営業日9:00~17:00
    (定休日なし)
    駐車場あり(無料)
    Link伊賀本店|伊賀焼窯元長谷園

    伊賀伝統伝承館
    伊賀くみひも 組匠の里

    伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里は、伊賀市の伝統工芸品である伊賀組紐【いがくみひも】を幅広く認知してもらうことを目的に設立された施設である。

    この施設では、製紐機を使用した組紐の体験学習ができる。体験教室では、キーホルダーやブレスレットの製作ができる。

    また、様々な種類の伊賀組紐の製品が販売されている。

    名 称伊賀伝統伝承館
    伊賀くみひも 組匠の里
    所在地伊賀市上野丸之内116-2
    駐車場あり(無料)
    Link伊賀伝統伝承館

    あとがき

    今から20年も前に伊賀市の隣町である名張市に私は住んでいたことがある。そして今、再び、名張市で暮らす時間が増えた。

    20年前の当時はただ暮らしていただけで、住居地の名張市だけでなく、隣町の伊賀市の文化や歴史などはほとんど知らないでいた。

    シニアになり、会社員をリタイアしてからは名張の地で過ごす時間が増えて、少しずつではあるが、ようやく名張の良さが分かるようになった気がしている。同時に隣町の伊賀市にも興味を抱いている。その理由は両市はかつて共に「伊賀国」として同じ律令国であったので、文化や歴史が非常に似ているからである。

    「灯台下暗し」の汚名を晴らすべく、地の利を活かして、伊賀市の魅力も発信していきたいと思う。それは同時に私自身が伊賀国(伊賀市と名張市)について学べる機会を得ることだと思うからである。


    【参考資料】
    上野公園 – 伊賀上野観光協会
    伊賀上野城 – 伊賀上野観光協会
    俳聖殿 – 伊賀上野観光協会
    芭蕉翁記念館 – 伊賀上野観光協会
    伊賀流忍者博物館 – 伊賀上野観光協会
    青山高原|津市観光協会公式サイト
    青山高原|津市観光協会公式サイト
    青山高原– 周辺の施設と観光
    株式会社 青山高原ウインドファーム
    メナード青山リゾート|青山高原
    メナード青山リゾートハーブガーデン
    白藤滝 – 伊賀上野観光協会
    岩倉峡公園キャンプ場 | 伊賀市
    鯛ヶ瀬峡 | 観光三重
    【島ヶ原温泉】伊賀市の天然温泉
    島ケ原温泉やぶっちゃ | 観光三重
    かえで渓谷 – 伊賀上野観光協会
    伊賀の国 大山田温泉 さるびの
    三重県伊賀市の新大仏寺
    伊賀の里モクモク手づくりファーム
    伊賀焼伝統産業会館 | 伊賀焼
    伊賀本店|伊賀焼窯元長谷園
    伊賀伝統伝承館伊賀くみひも組匠の里